構造材

TJ3Bを素組みから改造する場合、センサの増設やモーターの取り付けのための板などを用意する必要がある。よく見かけるのはダイセン標準のボード。最低限の穴しか空いていないので、加工が必要になる場合がある。


穴あけなどの加工がめんどうなら、ニッパーでも整形できるタミヤのユニバーサルプレートが使いやすいが、素材が柔らかいので歪まないよう工夫する必要がある。


とにかく安く作るならホームセンターなどで薄手のベニヤ板を購入し、自分で加工する。

ベニヤ板には「シナベニヤ」「ラワンベニヤ」があるが、工作するなら表面がなめらかな「シナベニヤ」を使うとよい。「ラワンベニヤ」は表面が粗く、反りが強い場合が多いのでロボット用には向かない。購入時にはなるべく反りのない板を選ぶ。4mm程度の厚みのものであればライトウェイトには十分使用できる。
MDFは重く厚みがありお勧めしない。

▼シナベニアは表面が滑らか。サンドイッチ状の合板。縁はささくれやすいので、ヤスリを掛けておく。


板を加工する際は図面をのりで貼り付けると良い。加工後も図面を貼り付けたままにしておけば、追加工も簡単。CADで図面を作る場合は、方眼を入れておく。手描きの時は方眼紙に図面を書きそれを貼り付けておく。


下のものほど安価だが、分厚くなる。