ロボットフォースのロボゴング9のJSRC暫定全国大会に CROW lite で参加した。
大阪遠征は初めてで、朝2番の高速バスが10分遅れで出たり、途中で運転手がトイレにこもった時には遅刻を覚悟したが、大阪には予定よりも早く到着し、集合写真にも間に合うことができた。


肝心の試合は、トリム調整がまずく後ろ重心になっており、歩くとこけ、こけると起き上がりに失敗するという状態で、ほぼ自滅の1回戦負けとなってしまい、大変悔しい思いをした。しかし、整備スペースではいろいろな方と情報交換でき有意義な一日を過ごすことができた。

試合後も機体の調整をしていると、ジャイロセンサの使い方についてdautoさんより大変有効なアドバイスをいただけた。指示どおりにジャイロセンサのミキシング設定すると、見違えるように機体が安定し、感動した。この感動をまた地元でも広め、新しいロボットビルダーのスキルアップを図りたい。


大会後半では今後のJSRCについてのディスカッションが行われ、特にスーパーSRC(レギュレーション上はSRCを満たしているが、リンク機構などで従来のSRC規格の機体を凌駕する機体)について特に議論が行われた。以下に私見をまとめておく。

独自のアイデアにこだわっている?私としては、それも一つのアイデアとして評価してよいのではないかと思う。一時リンク機構を考えたこともあったが、リンク以外にもバネなどでサーボの負荷を軽減する方法は考えられる(CROW, CROW liteで実装したねじりばねなど)し、既製品でもモーションの作り込みや操縦テクニック次第でまだまだ可能性があると考える。

多クラス制については、クラスごとに出場者が偏ったり、参加者の機体開発の負荷もまた増え、新規ユーザの獲得が難しくなると考える。スピンアウト制は、もし自分が該当するような状態になった場合ちと寂しいので、優勝者には次回以降ある種の制限を設け大会出場を認めてよいと思う。最近はケースは共通だがトルクの異なるサーボもあり換装も楽なので、ハイトルクサーボの使用個数を減らす、もしくはサーボの使用個数を減らす、重量制限を厳しくするなどの措置はどうだろう。

また、大会運営側で機体の実装を確認することは難しいので、WEBや会場での機体情報の公開を義務づけし、会場ではA4一枚程度に機体の特徴、使用部材の一覧などをまとめて掲示させるようにすれば、周りの参加者によるチェックもできるし、不在の場合でも他の参加者が興味のあるアイデアを見つけやすくなると思う。