TJ3BにI2C液晶を接続(その5)

先のaitendoの3つのI2C低電圧キャラクタ液晶モジュールの内蔵コントローラチップはどれも同じSPLC792Aであった。
データシートを読むと、チップ自体は電源電圧が5Vもカバーしているようなので分圧せずに繋いでみた。

▼写真左から LCD16X2-I2C、SPLC792-I2C-WG、SPLC792-I2C-M。

LCD16X2-I2Cは基板上にバックライトLED用の電流制限抵抗で1KΩが付いていた。
RSTはVDDに接続している。

残りの2つは基板上に電流制限抵抗がないので、自前で1.5KΩ(先の分圧用の流用)を付けた。
RST,SHLはVDDに、DIRCはGNDに接続した。これはそれぞれ入れ替えると上下・左右を反転できる。


以下はストロベリーリナックス液晶との比較。
aitendo液晶のチップコントローラは、ストロベリーリナックス液晶で使われているST7032iと互換があるようだが、初期化時のFollower controlなどの設定に若干違いがあり、使う液晶に合わせてI2C.c、I2C.hの調整をしないと、全く表示が見えないことがある。

▼Follower Control が 0x6Bのとき。

▼Follower Control が 0x6Aのとき。


なお、それぞれの写真は1台のTJ3Bに複数の液晶を繋いでいる。