4輪オムニ

オムニホイールを自作し、Pololuのギヤモーターを入手したが、これまでのフレームでは配置などが全く合わないのでフレームを新作する。


作り直しも考慮して、安価で加工しやすい4mm厚シナベニヤ板を使う。シナベニヤ板であれば、のこぎりと紙やすりで手加工できるのが良い。

うちではこの細工用のこでユニバーサル基板も切る。ピッチが細かく(1.41mm)、刃渡が10〜15cm程度のものなら収納もしやすいので、あれば便利。紙やすりは切断面をなめらかにするのに使う。塗装の仕上げをするわけでないので、あまり細かい目のものは要らない。240番くらいなら形の修正もできる。

Z ミニパネルソー きつつき150本体

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まずは、CADで図面を作り印刷する。うちでは鍋CADフリー版を使っているが、これからCADを覚えるなら、参考書が充実しているフリーソフトJW-Cad が良いと思う。

CADで図面を作って置けば、何か問題があってもすぐに図面を修正できるので、次のバージョンでは問題を解決した図面で工作できる。図面の電子データがあれば将来的にはCNCなどの工作機械を使っての加工もできる。


図面は、のりで板に貼り付けてしまう。3Mの貼ってはがせるスプレーのりが便利。


図面を貼り付けたら図面ごとのこぎりで切断する。シナベニヤ板は表面の薄い化粧板が簡単に剥がれるので、あまり力を入れずに、のこを引く回数で切るようにする。


穴を空ける前に、ドリルがずれないように穴の中心にくぼみを付けておく。


穴あけの際には、シナベニヤ板の下に捨て板を置き、捨て板ごと穴を空け、化粧板が剥がれるのを防ぐ。


とりあえずフレームとモーターが合体できた。図面は追加の加工に備えて張ったままにしておく。