C-Styleでオムニホイール制御(その1)

オムニホイールを使った車体の制御内容は次の3通りになると思う。

  • 車体の向きを変えずに平行移動する
  • 車体を旋回させる
  • 上の組み合わせ

平行移動が基本になるが、車体の向きを制御するためには旋回も必要となる。制御の計算が最もシンプルになるよう、オムニホイール・モーターは等角度間隔に同じ円周上に配置するものとして、TJ3Bでオムニホイールを制御することを考えていく。

  • 3輪:逆三角形で120度間隔(前2輪、後ろ1輪)
  • 4輪:×型で90度間隔


6CHボタンの制御値が+の場合に各ホイールが時計回りするよう接続している場合に、全てのホイール制御値を+にすると車体は左旋回する。

3輪の場合の例

・3輪の場合、モーター配線は3つとも揃えておき、奇数CHか偶数CHに接続する。

4輪の場合の例

・4輪の場合、奇数CHのみ、偶数CHのみという接続ができないため、モーター配線を逆にしたものを2個ずつ用意する。モーター端子側で+・−を逆に繋ぐか、コネクタ側で赤・黒を逆に差し込む。逆に接続したものは印をつけたり、注意書きをして、後で交換するさいなどにトラブらないよう注意する。


TJ3Bでなるべく手間とコストをかけずにオムニホイールを試すには最低でも次のパーツと若干の配線、ネジ・スペーサー等が必要になる。競技に使う場合は、充電式電池対応・電池ボックスの増設、より強力なモーターへの換装、各種センサの追加などを更にお金がかかるので、何から試すかよく考えて無駄がないよう準備する。


タミヤの工作シリーズがあるといろいろ組み換えもでき便利。