ダイセン電子工業の新しいロボットプログラミングキット「α-Xplorer」を入手してみた。

TJ3Bよりは一回り小さく、部品取り付け用の穴もかなり少ない。プログラミングはTJ3B同様のC-Styleが準備されているが、TJ3Bと違い、α-XplorerのみではPINGセンサに対応しておらず、どうしたもんかとBuildフォルダ配下のファイルを追いかけていると、「D32_I2C.c」「D32_I2C.h」あたりに未発表の「DSR1410 4ch PING Adapter Board for Alpha Xplorer」と「DSR1107 4ch PING Tier」のキーワードを発見。PING Tierはロボットショップなどで取扱があり、こちらも別途調達した。


▲I2Cケーブルで接続したところ。PING Tierは写真の形状だけ見て、α-Xplorerにも丁度乗るサイズだろうと勝手に判断していたが、いざ届いてみると結構大きく、取り付け穴の位置があわないため、スペーサーのみで搭載することはできなかった。

今のC-Style(Ver/20141118)上では、C-Codeブロックで「gV[VAR_A]=i2c_getDSR1107(USS2);」とすることでCN2に繋がるPINGセンサの値を変数Aに取得できた。センサモニターに対応していないのが残念だが、これでTJ3Bのプログラムが移植できそう。