続・オムニホイールの使い方
【注意】本サイトの内容は著者個人の思い込みで書かれており、他にもっと良い方法もあると思われるので、鵜呑みにはしないでください。こんな方法もあるのか程度に捉えて、参考にする場合はもっとよいものを作ってください。
3輪オムニのうち、2輪を動かす組み合わせは、
- ホイール1と2
- ホイール2と3
- ホイール3と1
の3通り。
それぞれの組み合わせで、モーターを逆転させることで2通りの動きがある
- ホイール1と2:ホイール3方向とホイール3の逆方向
- ホイール2と3:ホイール1方向とホイール1の逆方向
- ホイール3と1:ホイール2方向とホイール2の逆方向
ので組み合わせると6方向への移動となる。
オムニホイールが120度毎の配置になっていれば、正面を基準に60度毎の方向の動きとなる。この動く向きを正面を0時とするクロックポジションで表すとこうなる。
- ホイール1と2:0時と6時
- ホイール2と3:4時と10時
- ホイール3と1:2時と8時
方位順に並べ直すと
- 0時:ホイール1と2
- 2時:ホイール3と1
- 4時:ホイール2と3
- 6時:ホイール1と2(0時の反転)
- 8時:ホイール3と1(2時の反転)
- 10時:ホイール2と3(4時の反転)
予めプログラム中には6方向分の動きを仕込んでおき、変数で進む方位を変えるプログラムを考える。このような複数の状態の切り替えには、「elseif」を使うとよい。